【保育士試験】子育て支援を乗り越えよう(その2)(児童家庭福祉:3)

子育て支援(その2)です。2015年からの子育て支援新制度についてです。

重要な事業が13もあって、試験に出そうな雰囲気を出していますが、平成30年度・後期試験にその内容をストレートに出す問題が出てますね。

その他、覚えるべきポイントが満載なので何度も読み返して覚えよう。

おさらい

前回の子育て支援新制度の部分のおさらいです。
●2012年 子ども・子育て関連3法
●2015年 子ども・子育て支援新制度 施行(成立は2013年

いっきに行こう関連3法
いーさ、いちご新制度
・いっきに(=’12年)
・関連3法
・いーさ(=’13年に成立)
・いちご(=’15年に施行)
・新制度

3法は↓、2つの法律とそれを整備するための法律。

「子ども・子育て支援法」
「<認定こども園法>の一部改正法」
「子ども・子育て支援法及び<認定こども園法>の一部を改正する法律」の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律

※<認定こども園法>の部分は正確には、「就学前の子供に関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律」です。

<穴埋めしてみよう>
●20(1)年 子ども・子育て(2)
●20(3)年 子ども・子育て支援(4) 施行(成立は20(5)年

<答え>
(1)12(2)関連3法(3)15(4)新制度(5)13

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目次

  • 子ども・子育て支援新制度を一問一答でどんどん覚えよう
  • 【重要】13の事業をしっかり覚えよう

子ども・子育て支援新制度を一問一答でどんどん覚えよう

覚えること沢山あるので、一問一答でどんどん練習して、忘れても忘れても覚えなおそう。

では、問題に入る前に答えから。読んでみてね。

頭に入りにくい時は2~3回読んでみると意外としっくり来ました(私は)。

A1.【実施主体】子育て支援新制度の実施主体は市町村である。

A2.【方向性】子育て支援新制度の基本的な方向性には、幼児期の教育・保育、家庭的保育、地域の子ども・子育て支援の充実がある。

A3.【財政】子育て支援新制度の財源の一部は消費税引き上げにより確保するとされている。

A4.【財政】子育て支援新制度の財源を1兆円増やし、財政システムを一元化することが決まっているが、具体的には「子ども・子育て会議」で決められる。

A5.【財政】「施設型給付」では、認定こども園・幼稚園・保育園は財政措置を一本化する。

A6.【財政】「地域型保育給付」では、小規模保育・家庭的保育・居宅訪問型保育・事業所内保育への財政措置を行う。

A7.【両立支援】2018(平成28年)4月からの仕事・子育て両立支援事業は、事業所内保育事業を主軸とした「企業主導型保育事業」とベビーシッター派遣事業の「企業主導型ベビーシッター利用者支援制度」の2つがある。

A8.【政治】国は「子ども・子育て会議」を設置する。都道府県、市町村も地方版子ども・子育て会議を設置するよう努めることとされている。

A9.【政治】内閣府に「子ども・子育て本部」を設置し、関係省庁間でバラバラだった体制の中枢とした。

A10.【注目★子育て支援員制度】13の事業を具現化するために、2014(平成26年)に制度化された研修制度。「子育て支援員」になるためには、基本研修(8単位)を受け、各事業の専門研修を受ける必要がある。実施主体は市町村。全国どこでも資格が有効。

一問一答

Q*以下の正しい選択肢を選んでね。

A1.【実施主体】子育て支援新制度の実施主体は(Q1:都道府県 or 市町村)である。
A2.【方向性】子育て支援新制度の基本的な方向性には、幼児期の(Q2-1:教育・保育 or 養護)、(Q2-2:施設養護 or 家庭的保育)、(Q2-3:地域の子ども・子育て支援 or 母子保健)の充実がある。
A3.【財政】子育て支援新制度の財源の一部は(Q3:健康保険の値上げ or 消費税引き上げ)により確保するとされている。

<答え>
Q1.市町村
Q2-1.教育・保育
Q2-2.家庭的保育
Q2-3.地域の子ども・子育て支援
Q3.消費税引き上げ

A4.【財政】子育て支援新制度の財源を(Q4-1:1億円 or 1兆円)増やし、財政システムを(Q4-2:分散 or 一元化)することが決まっているが、具体的には「Q4-3:子ども・子育て(予算委員会 or 会議)」で決められる。
A5.【財政】「施設型給付」では、(Q5-1:対象を3つ選んでね→児童養護施設・福祉型障害者施設・児童館・保育園・幼稚園・認定こども園) は財政措置を一本化する。
A6.【財政】「地域型保育給付」では、(Q5-2:対象を4つ選んでね→小規模保育・ファミリーサポート・放課後児童デイサービス・家庭的保育・居宅訪問型保育・事業所内保育)への財政措置を行う。

<答え>
Q4-1.1兆円
Q4-2.一元化
Q4-3.(子ども・子育て)会議
Q5-1.保育園・幼稚園・認定こども園
Q5-2.小規模保育・家庭的保育・居宅訪問型保育・事業所内保育

A7.【両立支援】2018(平成28年)4月からの仕事・子育て両立支援事業は、事業所内保育事業を主軸とした「企業主導型(Q7-1:保育 or 教育)事業」とベビーシッター派遣事業の「企業主導型(Q7-2:育休支援 or ベビーシッター利用者支援)制度」の2つがある。
A8.【政治】国は「子ども・子育て(Q8:委員会 or 会議)」を設置する。都道府県、市町村も地方版子ども・子育て(Q8:委員会 or 会議)を設置するよう努めることとされている。

<答え>
Q7-1.保育
Q7-2.ベビーシッター利用者支援
Q8.会議

A9.【政治】「子ども・子育て本部」を(Q9:内閣府 or 厚生労働省 or 文部科学省)に設置し、関係省庁間でバラバラだった体制の中枢とした。
A10.【注目★子育て支援員制度】13の事業を具現化するために、2014(平成26年)に制度化された研修制度。「子育て支援員」になるためには、基本研修(8単位)を受け、各事業の専門研修を受ける必要がある。実施主体は(Q10-1:国と都道府県 or 市町村)。(Q10-2:認定市町村でのみ or 全国どこでも)資格が有効。

<答え>
Q9.内閣府
Q10-1.市町村
Q10-2.全国どこでも

(ちょっとブレイク)過去問を見てみよう

平成30年度(後期)は子育て支援新制度の問題が出過ぎじゃないか(5問出てるよね)と思うのですが、平成31年度(前期)も多少(2問かな)出ているのでモチベーションとしては保てるでしょうか。

過去問は平成30年度(後期)の2題です。

(問7)次のうち、「子ども・子育て支援法」に基づく、施設型給付費、及び地域型保育給付費の対象として、正しいものを〇、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせをひとつ選びなさい。

A 保育所・幼稚園・認定こども園
B 児童手当
C 家庭的保育・小規模保育・事業所内保育・居宅訪問型保育
D 保育所等施設整備費
E 地域子ども・子育て支援事業

<答え>
A 〇
B ×
C 〇
D ×
E ×

(問8)次の文は、、「子ども・子育て支援新制度」における、総合的な子育て支援の推進に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

1 社会保障・税一体改革の一項目として、消費税の引き上げによる財源の一部を得て実施されている。
2 子ども・子育て支援新制度では、「国及び地方公共団体が子育てについての第一義的責任を有する」という基本的な認識がある。
3 幼児期の学校教育・保育、地域の子ども・子育て支援を総合的に推進することとしている。
4 実施主体は、基礎自治体である市町村としている。
5 子ども・子育て支援新制度の基本的な方向性には、地域の子ども・子育て支援の充実が含まれる。

<答え>
2 が×。父母その他の保護者が第一義的責任を有する、が正しい。

(問7)はストレートな問題だけど、(問8)はちょっとひっかけだよ~と思ってしまいました。ちゃんとお勉強している人は、そうは思わないのでしょうか。

【重要】13の事業をしっかり覚えよう

市町村は3つの新規事業を含む13の事業について、子ども・子育て事業計画を実施することになります。

(1)利用者支援制度(新規)
子どもや保護者に、身近な場所情報提供・相談・助言をしたり、関係機関との調整をする。

(2)地域子育て支援拠点事業
子育て中の親子の交流の場を提供したり、情報提供・相談・助言や援助をする。

*常設の一般型と、児童福祉施設等に設ける連携型がある。
*民間事業者への委託が可能
「社会福祉法」における、第二種社会福祉事業である。

(3)妊婦健康診査
妊婦の健康の保持と増進のため、妊婦に対する健康診査を行う。

「母子保健法」に従い、市町村は妊産婦に対して健康診査を行う。

(4)乳児家庭全戸訪問事業
生後4か月までの乳児のいるすべての家庭を訪問する。

*子育て支援の情報提供、養育環境等の把握を行う。
*訪問は、保健士・助産師・看護師・保育士・愛育班員・母子保健推進員・児童委員・子育て経験者 等が行う。

(5)養育支援訪問事業、要保護児童等に対する支援に資する事業(子どもを守る地域ネットワーク機能強化事業)

養育支援訪問事業:
養育支援が必要な家庭の、保護者の育児や家事等への支援を行う。

要保護児童等に対する支援に資する事業(子どもを守る地域ネットワーク機能強化事業):
要保護児童対策地域協議会機能強化を図る。

(6)子育て短期支援事業
疾病、出産、仕事などの理由で一時的に養育困難の場合に、児童養護施設などが一定期間子どもを養育・保護する事業。

*夜間養護事業(トワイライトステイ事業)、短期入所生活援助事業(ショートステイ事業)がある。
第二種社会福祉事業

(7)子育て援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)
会員同士の相互援助活動(ファミサポ)の連絡・調整。

(8)一時預かり事業
家庭での保育が一時的に困難となった乳幼児について、主に昼間にあずかる事業

一般型(現行の保育園型、地域密着型の事業)
余裕活用型(利用児童数が定員に達していない保育園、幼稚園)
幼稚園型(幼稚園の園児を主な対象とする預かり保育)
訪問型(児童の居宅で預かる)

(9)延長保育事業
延長保育の事業

(10)病児保育事業
病児保育の事業

(11)放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)
放課後児童クラブの事業

小学校に就学している児童が対象

(12)実費徴収に掛かる補足給付を行う事業(新規)
文房具等の購入、行事参加費用の実費徴収に対しての給付

(13)多様な主体が本制度に参入することを促進するための事業(新規)
文言通り

もうかなり、嫌になってきました。。

この13の事業、どう覚えたらいいんでしょうか。。

過去問を見ると、「以下の事業のうちどれが間違いでしょう」という問題が出たことがあり、13個の事業(名)をぼんやりとでも覚えた方が良さそう。

あと、13個のうち、一つについて詳しく内容を問う問題も出ているので、内容も理解した方がいいってことになりそうなんですが。

一言で覚えよう

13個一応一通り読んだという前提で、思い出すために一言で事業内容を表してみよう~というわけで、情報の欠落には甘んじてお付き合いください。

(1)利用者支援制度(新規):身近な場所で情報提供

(2)地域子育て支援拠点事業:交流の場と情報提供

(3)妊婦健康診査:妊婦の健康診査

(4)乳児家庭全戸訪問事業:生後4か月まですべての家庭訪問

(5-1)養育支援訪問事業:養育支援が必要な家庭への育児・家事支援

(5-2)要保護児童等に対する支援に資する事業(子どもを守る地域ネットワーク機能強化事業):要保護児童対策地域協議会の機能強化

(6)子育て短期支援事業:疾病、出産時の児童養護施設などでの短期の子どもの養護

(7)子育て援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業):ファミサポの事業

(8)一時預かり事業:昼間の一時預かり

(9)延長保育事業:延長保育の事業

(10)病児保育事業:病児保育の事業

(11)放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ):放課後児童クラブの事業

(12)実費徴収に掛かる補足給付を行う事業(新規):日用品、文房具、行事参加の給付事業

(13)多様な事業者の参入促進能力活用事業(新規):促進事業

練習問題(その1)13の事業名を答えてね

<問題>
(1)身近な場所で情報提供:
(__)者支援制度(新規)
(2)交流の場と情報提供:
(__)子育て支援拠点事業
(3)妊婦の健康診査:
(__)健康診査

<答え>
(1)利用者支援制度(新規)
(2)地域子育て支援拠点事業
(3)妊婦健康診査

<問題>

(4)生後4か月まですべての家庭訪問:
(_)児家庭(__)訪問事業
(5-1)養育支援が必要な家庭への育児・家事支援:
(_)育支援(__)事業
(5-2)要保護児童対策地域協議会の機能強化:
(___)児童等に対する支援に資する事業(子どもを守る地域ネットワーク機能強化事業)

<答え>
(4)乳児家庭全戸訪問事業
(5-1)養育支援訪問事業
(5-2)要保護児童等に対する支援に資する事業(子どもを守る地域ネットワーク機能強化事業)

<問題>

(6)疾病、出産時の児童養護施設などでの短期の子どもの養護:
子育て(__)支援事業
(7)ファミサポの事業:
子育て(__)活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)
(8)昼間の一時預かり:
(__)預かり事業

<答え>
(6)子育て短期支援事業
(7)子育て援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)
(8)一時預かり事業

<問題>

(9)延長保育の事業:
(__)保育事業
(10)病児保育の事業:
(__)保育事業
(11)放課後児童クラブの事業:
(___)児童健全育成事業(放課後児童クラブ)

<答え>
(9)延長保育事業
(10)病児保育事業
(11)放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)

<問題>

(12)日用品、文房具、行事参加の給付事業:
(_)費徴収に掛かる補足給付を行う事業(新規)
(13)促進事業:
多様な事業者の(__)促進(__)活用事業(新規)

<答え>

(12)実費徴収に掛かる補足給付を行う事業(新規)
(13)多様な事業者の参入促進能力活用事業(新規)

練習問題(その2)子育て支援新制度の13の事業に当てはまるか〇×で答えてね

<問題>

(1)利用者支援制度
(2)児童館事業
(3)地域子育て支援拠点事業
(4)乳児健康診査

<答え>
(1)〇
(2)×
(3)〇
(4)×

<問題>

(5)妊婦健康診査
(6)乳児家庭全戸訪問事業
(7)社会福祉事業
(8)養育支援訪問事業

<答え>
(5)〇
(6)〇
(7)×
(8)〇

<問題>

(9)要保護児童等に対する支援に資する事業(子どもを守る地域ネットワーク機能強化事業)
(10)子育て短期支援事業
(11)子育て援助活動支援事業
(12)配偶者暴力相談支援センター

<答え>
(9)〇(子どもを守る地域ネットワーク機能強化事業)
(10)〇
(11)〇(ファミリー・サポート・センター事業)
(12)×

<問題>

(13)一時預かり事業
(14)延長保育事業
(15)病児保育事業
(16)自立支援事業

<答え>
(13)〇
(14)〇
(15)〇
(16)×

<問題>

〇(17)放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)
〇(18)実費徴収に掛かる補足給付を行う事業
〇(19)多様な事業者の参入促進・能力活用事業

<答え>
(17)〇
(18)〇
(19)〇

お疲れさまでした。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。 ゜

もう少し工夫したいところですが、力尽きました。。

子育て支援って大変ですね。

ではまた~

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